「支えるって、どこまで頑張ればいいの?」
そろそろ夕飯の準備しなきゃ🍳」と、ひと息ついていたお昼過ぎ——
📱携帯がブルブルッと鳴りました。
その瞬間、「えっ、保育園からのお迎え要請!?」と焦って画面を見ると、
表示されていたのは【夫の名前】でした。
「指を怪我してしまった。今から病院に行く。」
電話越しの声はどこか焦っていて、嫌な予感がします。
夫は大工をしているのですが、今回は作業中に丸鋸で指を切ってしまったとのこと。
🩸「指がぱかぱかするし、血が止まらない。痺れてきた…」という言葉に、私は一気に緊張感が走りました。
🚨救急病院を探すも…昼休みの壁
とはいえ、時刻は13時すぎ。
ちょうど病院が昼休みに入ってしまう時間帯でした。
そこで私は、すぐに近隣の病院に電話をかけ始めましたが
現実は甘くありません。
📵「外科医が不在です」
📵「本日は救急対応ができません」
…と、何件電話しても断られてしまいます。
(そもそも、外科って本当に少ない気がする…🌀)
その間にも、夫の様子は電話でしかわからず、どんどん不安と焦りが募っていきました。
それでも諦めずに電話をかけ続け、約20分後。
📞✨ようやく、1件の病院が受け入れてくれることに…!
「よかった…😭」と、胸をなでおろしたのも束の間でした。
🧻衝撃!ティッシュで指を巻いて帰ってきた夫
しばらくして、夫が自分で車を運転して帰宅🚗。
なんと、血で赤く染まったティッシュが指にぐるぐる巻かれている状態でした。
「ちょ、ティッシュで帰ってきたの!?😳」と私は驚愕。
とはいえ、驚いてばかりもいられません。
急いで清潔なガーゼを用意し、指に圧迫止血の応急処置💦
その後すぐに病院へ連れて行きました🏥
🧵骨は無事。でも、しばらく日常生活に制限が…
診断の結果、幸い骨までは達しておらず、手術は不要でした。
しかし、傷は深く、数針縫うことに。さらに、毎日通院と安静が必要とのことでした。
ここでようやく私も少し安心したのですが、
それと同時に、これからの生活の変化がじわじわと押し寄せてきます。
🤰妊娠中の私にのしかかる、生活の変化
というのも、夫は左手が使えなくなってしまったため、
これまで分担していた家事も🛁子どものお風呂もすべて私ひとりでこなすことに。
私は現在、妊娠6ヶ月の後半。
お腹も重くなってきたこの時期に、
- 家事・育児👶
- 夫の病院送迎🚗
- 身の回りのサポート🧴
……など、日常のすべてが私の肩にのしかかることになったのです。
💦「支えたい」と「疲れる」の間で揺れる気持ち
もちろん、夫も辛い思いをしているのは分かっています。
だからこそ、「私が支えなきゃ!」という気持ちは本物です。
とはいえ、実際は日に日に疲れが溜まり、
表情にも余裕がなくなっていきました。
最初は前向きにできていた介助も、
やがてイライラしてしまう瞬間が増え、
そのたびに「そんな自分が嫌だ」と自己嫌悪の繰り返し…。
💭“支える”って、どこまで頑張ればいいんだろう?
妊娠中でも、家族が困っていたら支えたい。
それは私の本心です。
でも、心や体に余裕がない中で、どこまで頑張ればいいのか、
ふと立ち止まってしまうときもあります。
「優しさを分け合う」って、言葉にすると素敵だけど、
現実はそんなに綺麗ごとだけではいかない。
私は今も、答えを探しながら過ごしているところです。
🌿さいごに
もし、この記事を読んでくれているあなたが
「頑張らなきゃ」と無理をしすぎていたら、少しだけ深呼吸してほしいです。
“支えること”と、“すべてを抱え込むこと”は違う。
そう自分に言い聞かせながら、
無理せず、一歩ずつ進んでいきましょう🍀
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